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コア抜き

コア抜き

 

 

コア抜き

 

コア抜きとは、躯体の壁や床、建造物などにコア抜き機を使用して円形の穴を開ける作業のことです。

スリーブに入れ忘れや位置の変更の対応、追加工事の対応のためにコア抜きを行うことが多く、
また改修工事で配管、配線を躯体壁や床に行う場合などです。

コア抜きの手順                                    

コア抜きを行う場合、躯体に埋設してある電線管や電線、鉄筋などを切断してしまわないように
レントゲン撮影を行います。

万が一、鉄筋を切断することがあれば、建物の安全が損なわれてしまいますので、
事前調査は非常に重要なのです。

【 手順 】

1.設計事務所・建築士・構造設計監理者へ報告 

2.レントゲン撮影によるコンクリート内調査の実施(鉄筋の位置・太さなど) 

3.鉄筋位置・コンクリートかぶり厚を確認のうえ、穴をあけても問題がない位置を選定 

4.コア抜き位置・サイズ・コア抜き数をふまえ、再度構造計算を行い安全確認

5.コア抜き工事を実施 

コア抜きの方法                                    

コア抜きには主に、乾式穿孔と湿式穿孔の2種類の施工方法があります。

1.乾式穿孔                                              

ハンマードリルにコンクリート専用のキリを取り付けて穴を開ける方法

□メリット  

・水が使えない場所でも利用可能
・階下に水漏れの心配がない
・湿式に比べて、機械をセットする必要がないので手軽である

□デリット  

・大量の粉塵が舞うので、防塵マスク・防塵メガネが必須、養生が必要
・摩擦熱でドリルの消耗が早い
・鉄筋に当たると、切断に時間がかかる
・打撃で穴を開けるため、貫通するときにコンクリート面が崩れることがある
・削孔長は使うキリの長さまで

2.湿式穿孔                                              

先端にダイヤモンドビットがついたコアドリル(穿孔機)を使用する方法

□メリット  

・切り込みが軽く、高精度な穴開けが可能
・水を使用することで粉塵の発生が抑えられる
・鉄筋にあたっても簡単に切削するため短時間で穿孔可能
・穿孔面に凹凸が少なく、補修の必要がない
・冷却水で摩擦熱を冷ますことで、ダイヤモンドビットが長持ちする
・延長ロッドを使用することで深い穿孔も可能

□デリット  

・専用の機械が高価である
・機械の取扱いに、ある程度の技術が必要
・汚水(切断水)の養生、処理に手間がかかる
・周辺の電気機器に水が接触しないように注意が必要

施工前の確認事項                                   

効率よく安全に施工するために、下記の事項について事前に確認・準備が必要です。

1.騒音対策                                              

乾式・湿式どちらも騒音が発生します。
周辺環境の許容範囲内なのか確認し、居亮範囲を超える場合は防音対策をしましょう。

2.安全確認                                              

作業現場は関係者以外立ち入り禁止とし、貫通させる場合は反対側の状況も確認して安全確保に努めましょう。

3.粉塵・汚水・コンクリート塊の処理                                  

粉塵や汚水が飛び散らないように養生をし、汚水は保管場所を準備します。
コンクリート塊が安全に回収できるように事前に質量を確認し、保管場所を準備します。

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