電気工事士の資格
電気工事士法という法令に基づく、経済産業省が認定する国家資格で
電気工事ができるのは、電気工事士の資格を有する者に限られます。
資格未取得の人が、電気配線をいじってしまうと、法律に違反してしまいます。
資格や免状が無くてもできる仕事もありますが、大半が手元作業と呼ばれる補助作業や、
その他、荷物運びや現場の掃除等の単純作業に限られてしまいます。
電気工事士の資格を取得すれば、電気工事の作業ができ、仕事の幅が広がるのです。
電気工事士の資格の種類
電気工事士の資格には、第二種電気工事士と第一種電気工事士の2種類があります。
第二種電気工事士を取得すると、一般住宅や小規模店舗・テナント(600ボルト以下)の
受電設備工事に従事することができます。
第一種電気工事士を取得すると、第二種の範囲にプラスして、ビルや工場などの受電が高圧な
大規模な施設の工事にも従事できます。
このように、第一種電気工事士の資格の方が工事可能な範囲が広く、
第二種電気工事士の上位資格として位置づけられているのです。