目 次 ◆ 階高とは ◆ 構造階高とは ◆ 天井高とは |
階高とは
階高とは「床の表面から床の表面までの高さのこと」です。
1階床の表面から2階床の表面までが4000mmだとした場合、1階の階高は「4000mm」となります。
図をみていただいたほうがよりわかりやすいかと思います。
では、下図をご覧ください。
上図に示す通り「FL」から「FL」までの高さをいいます。
※「FL」とはフロアレベルの略で、床の表面を表します。
例えば、マンションにお住いの方はご自身のお部屋をイメージしてみてください。
住んでいるお部屋の床が「FL」です。
このとき、上階から下階のFLまでの距離が階高となります。
例外として、最上階は「FL~屋根のスラブレベル(RSL)」が階高となります。
構造階高とは
では、構造階高とはなんでしょうか。
普段の生活のなかであまり耳することは無いかと思います。
階高と構造階高について下図をご覧ください。
階高(左)、構造階高(右)になります。
つまり、構造階高とは「構造躯体の芯から芯までの距離」です。
天井高とは
天井高とは、「床の表面から天井までの高さのこと」です。
階高と天井高の違いを簡単にいえば、
階高が「床から床までの高さ」で、天井高は「床から天井までの高さ」です。
《オマケ》 平屋の階高は?
1階建ての建物を平屋といいます。
では、平屋の場合階高はどうなると思いますか?
上述した通り、階高とは「床の表面から床の表面の高さ」です。
しかし、平屋には上階がありません。
平屋(1階建ての建物)の場合、建築基準法では「階高なし」となります。
また、これは最上階にも同じことが言えます。
5階建ての建物だった場合、5階の階高はありません。
それが、50階建ての建物でも50階の階高はありません。