2020.9/11
夏の名残もだんだんと薄れ、朝晩は過ごしやすくなってきました。
9月の風物詩といえば、ススキを飾ったりお団子をお供えしたりする「十五夜」がありますね。
そもそも、十五夜とは満月にあたる15日を十五夜と呼ぶそうです。
ということは、実は毎月十五夜はあるのです。
その1年の中で、最も月が綺麗に美しく見えるとされているのが、9月の15日。
これが風習として残ったのが、十五夜です。
9月は稲の収穫があり、そこになぞらえて稲の豊作や感謝を伝える行事となったのです。
ススキを飾るのは、稲にたとえたとされています。
また、ススキを飾る理由として魔除けの意味もあったようです。
昔は十五夜が終わるとそのススキを軒先に吊るして、1年の無病息災を願っていたそうです。
十五夜にお団子をお供えするというのは難しいかもしれませんが、
風習にならって十五夜の日にススキを飾って1年の無病息災を願ってみてもいいかもしれませんね。
毎日一生懸命仕事に従事し日々せわしく過ごしています。
そんな日々の中、十五夜の夜くらいゆっくり空を眺めてみるのもいいですね。
空を眺める心の余裕を持つことで、心身共にリフレッシュされるのではないでしょうか。
夏の暑い時期を乗り越え、心も体も自然と疲れがたまっていることでしょう。
ここで一度リセットして、残りの月を精一杯駆け抜ける力を蓄えたいものです。