以前の記事で、『7つの習慣』についてお話させていただきました。
>>>7つの記事についての記事は こちら からご覧ください。<<<
本日は、その7つの習慣の中の第三の習慣「最重要事項を優先する」で紹介されている
『時間管理のマトリックス』についてお話させていただきたいと思います。
7つの習慣について既にご存知の方も、そうでない方も、
もしかしたらどこかで見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
皆さまは、日々のタスクや行動を「緊急なこと」と「重要なこと」に区分していますでしょうか。
やらなければならない事をメモや付箋などに記入したり、携帯電話のメモ機能などで管理してい方も多いと思います。
しかし、やらなければならないことが増えてくると全てを処理することが難しくなってきます。
そこで「処理すべき優先順位をどうつけるのか」がポイントとなってきます。
これからやろうとしている事が「緊急なこと」か「重要なこと」なのかを区別して、
優先順位を付けること大切となります。
そこで、時間管理のマトリックスを用いることで効率的に作業することが可能となります。
まず、自身のタスクや行動を下記の観点から「緊急」と「重要」に分けます。
■「緊急」 = すぐにやらねばならないこと
■「重要」 = 自身にとって大切なこと
そして「緊急かつ重要」、「緊急ではないが重要」、「緊急だが重要ではない」、「緊急でも重要でもない」の4つに
分類し、以下のような表に置き換えます。
緊急 | 緊急でない | |
重 要 |
第一領域 | 第二領域 |
重 |
第三領域 | 第四領域 |
■第一領域
即時の対応が必要となり、重要な結果や信頼に直結する領域
■第二領域
すぐに対応しなくても良いが、自分の将来のために重要な領域
■第三領域
自分には重要な結果がもたらされることのない活動だが、やらないといけないことの領域
■第四領域
将来のプラスにならない時間の浪費、無駄な活動の領域
緊急 |
緊急でない |
|
重 要 |
第一領域 ●締切のある仕事 |
第二領域 ●将来への人間関係づくり |
重 要 で な い |
第三領域 ●書類探しなどの時間 |
第四領域 ●暇つぶし |
4つの領域のうち、「時間管理のマトリックス」で最も重要だとされているのが
第二領域(緊急性は低いが重要性は高い)です。
本来はこの第二領域に多くの時間を使いところですが、実際に1日を振り返ってみると、
多くの人が「第三領域」「第四領域」に、多くの時間を費やしているのではないでしょうか。
後回しになりがちな「第二領域」ですが、この領域に費やせる時間を確保し、そこに集中することで、
大きな成果を生みだすことができます。
限りある大切な時間を確保するには、
第四領域のもので、減らせるものを、とにかく減らす。
第三領域の内容について考える。
第一領域を効率化する。
そうすることで、第二領域に費やせる時間を確保することができます。
是非、効率的な作業をするための方法として時間管理のマトリックスを意識し日々の生活を送ってみてください。