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A.建築物の温度や湿度、気流、※清浄度を調整するための設備を設置する工事
※清浄度とは、空気のきれいさを表すものです。空気中の微粒子が多いか少ないかで決まります。
空気調和設備工事の種類
建築物内の空調設備は下記になります。
□空調機
□※熱源機器
□換気設備
□配管・ダクト設備
□排煙設備
※熱源機器
温風・冷風・温水・冷水・蒸気などを作り出す設備です。(ヒートポンプやボイラー、冷凍機、冷温水機器など)
空気調和設備工事の方式
①.熱源方式
②.空調機器
③.換気方式
空気調和設備工事の方式 ①熱源方式
□中央熱源方式
熱源機器を地下や屋上に設置して冷水・温水・蒸気など熱の媒体を製造して使用される場所に搬送する方式
□個別分散方式
各フロア・各エリアなどに熱源機器があり、それぞれ個別に運転する方式
空気調和設備工事の方式 ②空調機器
□単一ダクト方式
空調機から1本のダクトで各室内に空気調整のための空気が運ばれる方式
中央熱源方式を用いる場合に使用される空調方式
□床吹出空調方式
床にある吹出口から空気が送られ天井にある吸込口から空気を吸込む方式
二重床にして空気の流れを作る省エネを意識した空調システム
□ファンコイルユニット方式
ファンコイルユニットという小型の空気調和機を使用した方式
ファンコイルユニット毎に操作・コントロールできるので部屋ごとの個別で調整可能
空気調和設備工事の方式 ③換気方式
□自然換気方式
室内と室外気圧の違いや風圧など自然の力や空気の流れを利用した方式
□機械換気方式
送風機と排風機を使用して強制的に換気を行う方式
現在は機械換気の設備が義務になっています。